新型コロナウイルス感染症の蔓延が深刻化し、感染がより身近なものになってきました。
令和3年1月22日(金)に香川県より「県内高齢者施設全職員PCR検査実施」が正式に表明されました。昨年の1月に「日本で初の新型コロナウイルス感染症罹患者」が報道され、「3密」「テレワーク」「リモート会議」「アベノマスク」「ロックダウン」「クラスター」「ステイホーム」「オンライン研修(面会)」「PCR検査」「濃厚接触者」「ソーシャルディスタンス」「ZOOM映え」「GOTOキャンペーン」など、それまでに聞きなれない言葉・表現とともに、新しい生活様式を強いられてきました。私も毎朝の検温・マスクの着用をし始めて、はや1年が経過しようとしています。(皆様も同じではないでしょうか?)
この1年で、介護支援専門員の業務のあり方も変化してきました。モニタリングやサービス担当者会議のやり方だけではなく、面会時の距離・観察の仕方などソーシャルワーク面接にも大きな影響が出てきています。如何に私たちの仕事が濃厚接触により成り立っていたのか?が確認できる1年間でもあったように思います。
「いつまでも続くわけじゃないし・・・」「早く元通りの生活(仕事)がしたい。」
いえいえ。
まだ、新型コロナウイルス感染症の流行は続くと想定し、「その状況下で如何に高齢者を支えていくか?」を考え、行動していかなければなりません。つまり、今の状況下に合わせた対応が求められます。
しかし、誰もが経験したことがない未曾有の状況下です。皆が手探りで、その対応方法を模索している状態です。答えなんか・・・ありません。
皆が知恵を寄せ合って、工夫をして、変化・・・そして、進化(深化)していくしかないのです。
人類の発展は、進化と共にありました。今がその時なのかもしれません。
あきらめず、腐らずに、共に進化(深化)をしていきましょう。
進化のための情報を共有・交換し得える場が、専門職能団体でもあると思います。当協議会も令和3年度4月の介護報酬改正に向け、「第4回定期研修会」を令和3年3月28日(日)にWEB(Zoom)と会場(オークラホテル丸亀)のハイブリッド形式で行うように準備を進めています。会員の皆様におかれましては、ぜひ、ご参加いただきたいと思います。
皆さまのご健勝とご活躍を心より祈念いたしております。
[投稿者:香川県介護支援専門員協議会 理事 山口吉英]