11月の1、2日と東京の全国大会に参加してきました。
分科会では各都道府県での活動の報告や、様々な課題についての演題発表があり介護支援専門員を取り巻く環境は今後も厳しい状況でたくさんの課題があることがわかりました。ハラスメントや業務外のシャドーワークなどどのように切り抜けていくのかは、特に私の日々の業務の中の課題と重なることもあり興味深く拝聴しました。

最近は家族の同席のモニタリングや担当者会議が増え、業務時間外での対応や土日の訪問も多くなってきています。毎月しないといけない業務をどのようにスケジュールし調整するか悩ましいところです。世間では働き方改革やライフワークバランスと言われていますが、医療や福祉の分野には縁遠いようです。
必ず必要な仕事であるのに、世間の評価は低く、介護報酬もなかなか上がりません。それでもこの仕事を続けていく意義やモチベーションもどのように持ち続けていくのか、経験年数が多くなってくると、自分自身の精神的なケアが本当に重要だと感じています。

私の息抜きの場は愛犬との時間です。以前も投稿させていただきましたが、ずっと犬と一緒にいるため、犬のいない生活は考えられません。現在も17歳の老犬がいて、シニア犬の介護真っ最中です。もう足がおぼつかなくなっていますが、散歩が大好きで散歩進んでは立ち止まり距離は短くてもすごく時間がかかるようになりました。それでも懸命に歩く姿にすれ違う人は『頑張っとるね。今日は調子が良さそうやね。太郎ちゃんこんにちは』と声をかけてくれます。太郎は近所の人気者です。太郎と関わる時間は私にとって心をリセットする大事な時間となっています。

きっと他の介護支援専門員の皆さんもそんな時間を持ちながら心をリセットし、日々業務と向き合っていると思います。
どのような状況でも今の支援が最高のものだと思います。
真摯にケースと向き合っている自分自身と仲間に拍手を送り、また明日の業務に!